現在帰りの京葉線の車内。忘れる前に書いておきます。
今日は CMC_Meetup に参加してきました。
CMC_Meetupとは
コミュニティマーケティングコミュニティということでコミュニティ運営者のためのコミュニティになります。Facebookグループはこちら
今日のタイムテーブルはこちら。
まとめはこちらになります。CMC_Meetup vol.9 ツイートまとめ
Tweetは結構聞いたことをそのまま投稿したので、このブログでは感想を中心に書いてみます。あくまで僕の感想なので実際に話していたことと内容が異なることがありますのでそのへんはご了承ください。ザーッと書いたので、あとで気が向いたら追記していきます。
また自分はJP_Stripesというコミュニティの運営メンバーなのでそのへんを踏まえた話がちょいちょい出てきます。
AWSの中の人が語るJAWSと私たちの今
JAWS-UGの広がりについて、またAWSがどのように付き合ってきたかの話でした。JAWS-UGは自走するコミュニティとして有名ですが、そこに至るまでの経緯や現状についてのお話でした。
コミュニティを運営していく際にはいろいろ問題がでてきますが、基本的にはベンダーは一定の距離を保ってコミュニティ内で解決していくのが大事とのこと。アウトプットする人同士でトラブルになることはそんな無いとのことなので、アウトプットしてくれる人を大切にするのが大事ですね。
また、JAWS-UGではいろんな切り口のコミュニティが出来てますが、間口は広く、だけど基本は勉強会という基本方針に基づいてやっているとのこと。
ここまで拡大したJAWS-UGですが、拡大の順番としてスケールアップ→スケールアウトしていった感じだそうです。1回の人数200人集めていた時代から専門性の勉強会へとスケールアウトしていき、スケールアウトしたものをつなぐ JAWS DAYS、JAWS FESTAといったオフラインのサイクルがうまく回っているようです。この規模までまわるようになるとすごいですね。
またベンダー側の立場としてJAWS DAYSへのAWS社員の参加はボランティア。会社としてのミッションが社員に浸透していることのあらわれとのこと。AWSは Customer First をかかげているのでそういった企業文化があるとコミュニティへの企業としての理解・協力が進むようです。
店舗運営者コミュニティを続けて約1年、いろいろあったこと話します
スライドはこちら
スマレジさんがやっている店舗運営者向けのコミュニティ「スマレジ会」を1年運営してみてのお話でした。
スマレジのサービスに関するコミュニティではなく、店舗運営者のためのヒントやコツなどの情報を共有するためのコミュニティとのこと。店舗運営社が幸せになればスマレジも幸せになる、という図式かな。スマレジ自体がトピックにならないコミュニティなので、会社からの理解が得られやすかったのかどうか気になりました。
ミートアップではメインセッション+LTx4のような雛形でやっているとのこと。JP_Stripesと一緒ですね。またコミュニティには Facebookグループを利用しているとのことでこっちもJP_Stripesと一緒。
店舗経営者向けなので、ITエンジニア向けとはまた違ったところでの苦労などが聞けました。店舗経営者へのMeetup文化の浸透からが大変だったそうです。それでも1年やってようやくコミュニティが活発になってきたみたいです。スマレジ会のミートアップ新規参加者 66% とのことで半分ちょいが新規。JAWS-UGのようなでかい規模の話とは違ってコミュニティの立ち上げの話だったので、どうやってスタートしたのかというのが聞いていて楽しかったです。
スマレジ会を日本最大級の店舗運営社コミュニティにしたい!がビジョン。具体的な数字など目標を明確にすると人が集まりやすいようです。
スマレジ会の開催の流れは
打ち合わせ→Meetup→反省会
直接会ってミーティングをしているとのこと。 ということでJP_Stripesは反省会してなかった!とつぶやいたら、今度やることになりました!
スマレジ会の開催の流れ
-- ニートン 岩崎 (@neeton_iwasaki) 2018年5月15日
打ち合わせ→Meetup→反省会
直接会ってMTGをしている。 JP_Stripesは反省会してなかった! #cmc_meetup
SNSでの共有がマッチしなかったので紙のアンケートに切り替えた話とかミートアップにきてくれた方の状況に合わせてPDCAを回しているんだなあと感じました。
産みの苦しみについてもっともっと聞いてみたいなあと思いました。
ここからはLTでした。
米国で見た!カスタマーサクセスとコミュニティの蜜月関係
Adobeはサブスクリプションに切り替えて大成功しましたが、ダイエット食品会社がサブスクリプションサービスに切り替えてそのサービスの中に週1回のミートアップを組み込んだ話。そのミートアップではダイエットの進捗や苦労などの共有をして再びがんばる意欲を維持させていたみたい。
ダイエット食品会社にとってのカスタマーサクセスとは「やせること」。そのために取った施策が週1回のミートアップということのようです。
DEJIMA運営を通じて見えてきた、"続く"コミュニティの秘訣
今回の会場となったDEJIMAさんのLT。さすが、会場のホストだけあって、あの360度のステージをうまく使ってました。
続くコミュニティとして以下のことが挙げられていました。
- 時間外活動だけど自己啓発だけじゃない(仕事につながるともっと嬉しいよね的な)
- やらないことの明確化
- 非合議制(思いの強い企画を通す。合議制を取るとなんとなく安定したつまらないものに着地してしまう)
コミュニティを長く続けるためには自分が楽しむ→仲間が増える→未来ができるという図式のようです。
リードジェネレーション思考のマーケターが、コミュニティマーケティングに挑戦してみた話
潜在顧客と顕在顧客の間にいるちょっと気になっている層にコミュニティがアプローチすると効果があるというABEJAさんによる事例の紹介でした。このへん、いわゆるビジネスパートナーとか再販とかと違う点について話を聞きたかったです。ビジネス的に、という側面もあるけど純粋にいいからすすめる、ということなのかなあ。ビジネス的な付き合いと言うよりは、一緒に良いものを作っていく仲間、という意識なのかなあ。
自社でやっているサービス、ありがたいことに「紹介したい」と言っていただけることがあってパートナー制度とか紹介してるんだけど(いわゆるコミュニティとかはまだ無い)その温度感に近いのか、さらに一歩踏み込んだ形なのかどうなんだろ。コミュニティがあることで、顧客がABEJAを説明してすすめてくれるというユーザー発動型のイベントになりやすいってことなのかなあ。
ヤッホーブルーイングのファンベース施策
よなよなエールなどのクラフトビールを販売しているヤッホーブルーイングさんの話。おいしそうだった!ヤッホーはビールを売ってるんじゃなくてクラフトビール文化の促進をしてるんだな。
まとめ
カスタマーファースト、そのためにコミュニティが機能しているしベンダーはその意識でコミュニティに関与するのがよい、というように全体を通して感じました。
以上。家についたので投稿。誰よりも早いレポートを目指してみました!
カテゴリ: Marketing