Chapter5
- ディズニーでは、仕事を「ミッション」と「デューティ」の2つに分けて考えている。
- クロスコミュニケーションで、理念を浸透させ「自分はなんのために仕事をしているのか」ということをスタッフ全員が理解すると、組織力は向上する。
- クロスコミュニケーションでは、立場を超えて、本音で話し合う場所を作ることが大切。
- 創業者について理解を深めることが、理念に込められた意味を理解するための近道である。
- クロスコミュニケーションの目的は、答えを出すことではなく、「わかる、わかる」という共感を引き出すこと。
- 前向きなテーマを設定し、ネガティブな議論にならないよう注意する。
実際にどう活かすか
マニュアルは「デューティ」の部分に該当する作業を、チームのみんなが同じ品質でできるようにするためのもの。そして、作業に関して悩む時間をなくし、その分「ミッション」に時間を割けるようにしよう、というためのものです。
「なんのため」「だれのため」という仕事の本質や理念を理解すればモチベーションが個人の業績、給与に左右されなくなりますね。
例えば終礼としてその日あった嬉しかったことなどを話し合うなどするとよさそうです。日報に書く、などしてみてもいいかもしれません。また、創業者の思いや理念、会社の歴史を理解することでよりふかく仕事に対する意味を見いだせるようになりそうです。
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