Intercom 日本ユーザーコミュニティ キックオフミートアップが無事に終わりました。当日のイベントレポートを書いたので、このエントリーではイベント開催までの準備についてまとめてみたいと思います。
立ち上げにあたって
チャットサポートツールの Intercom は最近日本でもSaaSで導入されるケースが増えていますが、まだあまり日本語の情報がなく情報交換をできるような場もなかったためユーザーコミュニティを立ち上げることにしました。
僕自身はカスタマーサクセス職ではありませんが、テクニカルサポートを担当するかたちで2年ほど Intercom を使っていて、その使い勝手だけでなくカスタマーはチケットじゃないよ、という理念に共感して、それが原動力になっています。
日本語で情報交換できる場を作るというのが一番の目的ですが、もう一つの目的としては Intercom の日本語入力環境の改善があります。Inbox, Messages, Articles いずれもですが、入力する際に変換がバギーになることがあり、特にInboxで急いで回答したいときに困ること、あとは Articles の日本語検索結果が微妙な感じなどがあってユーザーコミュニティとして声を上げていくことで改善していってもらいたいなという思いです。
本日スライド上では割愛しましたが、僕が日本でのユーザーコミュニティを立ち上げた想いです。
-- ニートン 岩崎 (@neeton_iwasaki) 2018年9月14日
#jp_intercom@OdairaKenta さんの日本語入力環境頑張れ!という思いをエスカレーションするためにもみんなで声をあげていく必要があると思っています。https://t.co/HYcMyI0A8w pic.twitter.com/4hTVQvl3to
コミュニティの立ち上げ自体は去年の10月に Facebookグループを作るところから始まりました。ただ特に活動もすることなく1年ほど経過していましたが、Twitter などで Intercom という単語を見る機会が増えてきてニーズの高まりを感じたためキックオフミートアップを行うことにしました。
ちなみにFacebookグループは参加者が最低2人いないと作れないため、とりあえずプロダクトマネージャーに参加してもらって2人だけの状態が1年近く続いていたことになりますw。
キックオフまでに準備したこと
キックオフにあたり、 #JP_Stripes と #CMC_Meetup で学んだことを愚直に行いました。事前に準備するものだけでなく、ミートアップのアジェンダも #JP_Stripes の形式を踏襲し、事例セッション x 2、LT x 4 で組みました。詳しくは小島さんのこちらのスライドが参考になります。
これらを参考に、
ハッシュタグ:#jp_intercom
オンラインのグループ:Intercom 日本ユーザーコミュニティ
を用意しました。
ロゴとステッカーはさすがに用意できなかったので、Intercom のステッカーゲットのために動き出します。
Interecom 社との調整
Intercom からの公認が欲しかったのでそれこそ Intercom を使って中の人とやり取りをしました。日本でユーザーコミュニティを立ち上げるけどロゴを使ってもいいか?というところから始まり、ステッカーやTシャツを送ってもらえるところまでできました。つたない英語でのやり取りでしたが無事に荷物も届き参加者のみなさんにも喜んでもらえたようです。
会場の調整
今回会場には Stripe Japan Office さんを利用させていただきました。もともと #JP_Stripes で使わせていただいていて会場の規模感や雰囲気を把握していたので、Daniel さんに使わせてもらえないかコンタクトを取って快諾していただきました。会場が決まったことで登壇者とか全然決まってなかったけど、募集をかけられると思いイベントページを立ち上げました。
フード・ドリンクの手配
キックオフの開催にあたって、無料にするか有料にするかが悩みどころでした。ただキックオフでどの程度人数が集まるか予測できなかったため、無料にしてスポンサーを募る形式にしました。おかげさまでサポートタイムズさんにスポンサーをしていただけることになりました。またサポートタイムズの中の人、本間さんにはLTもしていただきました。
僕の勤めてる会社ではホワイトデーにケータリングとかケーキとか手配してパーティをするんですが、フードとドリンクの手配にその時の経験が活かされるとは思いもよりませんでした。
登壇の依頼
幅広い事例の話を聞けるように多くの方に登壇していただきたいと考えていたので、メインセッション2つ、LT3,4で用意をしました。
メインセッション一人目はミートアップを開催しますと宣言した際に「協力します」と声をかけていただいたクラウドサインの岩熊さんに、二人目はメイクリープスの伊藤さんにお願いをしました。
クラウドサインの岩熊さんはカリフォルニアに行ったときのエピソードを見ていたので、熱い話が聞けそうだと感じていたこと、メイクリープスさんは https://seleck.cc/247 でかなり昔から Intercom を使われていたので、Intercom との歩みについて聞けそうだなと思ってオファーをしました。ちなみにメイクリープスさんはTwitterでつぶやいたことをきっかけに、ご登壇いただきました。直接コンタクトする方法がわからなかったものの、メイクリープスさんだったら絶対に何かしら反応してくれるはず!と思ってつぶやいてみました。アウトプット大事!
MakeLeapsの方とか、Intercomのコミュニティでお話いただけないかな。。。 #jp_intercom
-- ニートン 岩崎 (@neeton_iwasaki) 2018年8月28日
LTは特に募集をかけたわけではなかったのですが、おかげさまで手を挙げていただいてLTの登壇者も埋まりました。ご登壇いただいた方々には感謝しかありません。ミートアップはコンテンツがないと始まらないので、神か!と思いました。岡上さん、林さん本当にありがとうございました!
あと、主催とLTの二足のわらじは大変、ということがわかりましたw。
運営スタッフ
#JP_Stripes の東京運営メンバーを一緒にやっている@beajourneymanさん、@naoswaveさんが協力を申し出てくれました!勝手知ったる感じで非常に心強かったです。当日も2人のおかげで進行に集中することができました。
自己紹介について
キックオフミートアップでは #JP_Stripe 同様に最初に自己紹介を行いました。最初に自己紹介を行うことでのメリットとしてこのように考えています。
- 参加者も自分ゴトにできる
- みんなの距離が近くなる
- 質問するときに発言しやすくなる
- 登壇者の緊張感を理解できる
- どういった参加者が多いのか把握できる
- 懇親会に声をかけやすくなる
参加者もイベントを成功させるためのメンバーという意識づけを行うためにも、自己紹介は大切です。こういう勉強会だとどうしても登壇者と参加者と距離ができてしまいがちです。参加者がゲストというお客様意識ではなくメンバーであると認識できるタイミングを最初に設けることが大事かなと感じています。最初に発声することで、質問タイムに声を出しやすくなる効果も狙っています。
まとめ
今回ミートアップを初開催して大変でしたが、得るものも多くありました。(ざっくり)
懇親会の様子を眺めて感じたのは主催者もロールの一つにしか過ぎないんだなあと。キックオフミートアップ開催したら燃え尽きたりするのかなとも思ってたけど、開催してくれてありがとうございますという声をいただいて、こういうのが次への原資につながるのだなと思いました。 https://t.co/mAfHj8FEda
-- ニートン 岩崎 (@neeton_iwasaki) 2018年9月15日
まずはスタートできてよかったです。そしてここから!
#jp_intercom キックオフが終わった。そう、それはキックオフ。これから試合開始です!みなさんが楽しんでいただけたようでよかったです
— ニートン 岩崎 (@neeton_iwasaki) 2018年9月14日
これからも継続的に開催していきたいので、よろしくお願いします!
よかった。
次は年末年始くらいかな。
楽しかった。。。
次へ向けてがんばりたいと思います。
カテゴリ: Innovation